2014年7月31日木曜日

指宿港へ移動

7月31日、山川港は山に囲まれた良港ですが店まで遠く、風呂屋もないとのことで、午前中にすぐ北の指宿港へ風雨激しい中、約1時間掛けてKing Beeを移動。プレジャーボートのビジター岸壁用意されていたのでそこへ横付け。防波堤は2重にあり、台風の風の方向は船が岸壁に打ち付けられない方向なのでいいと判断。太いロープを何本も用いて係留し、ロープの擦れ止めも実施。軽油を170リッター購入。今晩もコーラルビーチホテルに泊まることとし田原迫さんに車で迎えに来ていただく(歩いて10分だけど風雨強いので)。彼には、係留場所の事前確認、軽油手配、弁当手配など今日もいろいろお世話になりました。

At 16:40, July 30, we arrived at Yamakawa port of Kagoshima Pref. , after a bit hard against wind sailing., mostly with one point reef main and motoring at 2500rpm( pretty high rate), tacking many times. Sato-san's friend, Tabaruzako-san, Vice president of Coral Beach Hotel , came to the harbor by car and took us to a nice hot spring , and then to his hotel. We had a gorgeous dinner and stayed in the hotel for the first time during this voyage. We found his mother is the president, and for my surprise, her elder sister is the wife of  my colleague who worked as a rocket engineer in Mitsubishi Heavy Industries,Ltd.
In the morning of July 31, we moved King Bee to Ibusuki port about 2M north of Yamakawa, because Yamakawa is not convenient. Ibusuki port is close to Coral Beach Hotel and other shops and restaurants.So, we decided to stay in the same hotel tonight, too. Typhoon's wind seems to be increasing. We might have to stay here for a couple of days more.
Hot spring

後ろの山はソテツで覆われているそう。

コーラルビーチホテルで豪華夕食


Visitor wharf at Ibusuki port
海から見た開聞岳

山川港到着

7月30日16:40鹿児島県指宿市の山川港に到着、奥の漁港、市場に向かって左の岸壁、漁協浮き桟橋ではなく、その左の岸壁に横付け。南東の風15-20ktで、枕崎まではクローズホールドののぼり、枕崎を過ぎてからは真上りでタックを繰り返しながら開門岳横を通過、一時は見かけの風30ktになったりでしぶきを時々浴びながら難航、予定より遅れて到着。コーラルビーチホテル指宿の田原迫さんが岸壁まで車で来てくださり、海を見渡す広い露天風呂へ連れて行ってくださり、源泉が噴出しているところも見ました。そして夜はホテルでご馳走。佐藤さんのお知り合いの田原迫さんは若い好青年でしたがお母さんがホテルの社長で、なんとそのお姉さんの主人が、三菱重工でロケットエンジン設計に所属し、僕と親しく仕事をした梶田さんと聞いてびっくり、早速梶田さんに電話しました。世の中狭いものですね。ホテルの素晴らしい夕食を楽しみました。
台風12号が接近中で、8月2日でも出港が難しそう、あと3日間山川で待機のようです。8月3日朝出港し走り続けて5日昼ころ五ヶ所到着かな?

2014年7月30日水曜日

甑島訪問

7月28日16時上甑島里港に入港。入って左の浮き桟橋は片方に観光船が、反対側はロープがたくさんつないでありあきらめ。岸壁から手を振っている人が二人、近づくとなんと昨年の瀬戸内海ラリーに参加していたColinさんとMarionさんでした。彼らのアバンギャルト号は入って右の船溜まりに係留中だったのでその隣に横付け。近くのスーパー銭湯へ行った後、両艇ともシイラを釣っていたので、それぞれのやり方で料理し持ち寄ってアバンギャルトで一緒に夕食。60フィートもある船でコクピットも広かった。全木造船とのこと、白くピカピカなのでそうと聞くまでわからない。
7月29日北へ航海するコリンさんらと分かれて下甑島手打港目指して里を10:20に出港。中甑島と下甑島の間のいむた瀬戸を通り、奇岩、断崖が並ぶ綺麗な西海岸を南下、13:40に手打到着。近くの海岸で銛を持って人泳ぎし、魚一匹と貝(しったか)5-6個ゲット。
7月30日、台風が近づきつつあるので8月5日には五ヶ所に戻ることにし、5:40出港、山川港を目指して機帆走で急いでます。佐藤さんの友人が指宿のホテルの副社長だそうで、今晩はそのホテルで泊まり、明日は観光の予定。

At around 16:00, July 28, we arrived at Sato port of Kami-Koshiki -Jima, where we found two persons waving hands to us. Supprisingly, they were Colin and Marion-san, who participated in Setouti Yacht Rally last year and had sailed on their Avant Gyart to Japan this year. We tied King Bee next to her. Both had fished Mahi-mahi that day. We ate them at dinner on Avant Gyart after cooking in New Zealand way and Japanese way on each boat.
At 10:20 July29, King Bee left Sato departing Avant Gyart  who is planning toward Nagasaki. We sailed along the beautiful west coast of Shimo-Koshiki-Jima, and arrived at Teuchi port near the southern tip of the iasland.
At 5:40 July 30, we left Teuchi and motor-sailing toward Yamakawa port of Kagoshima Pref. where we will stay at hotel of which Sato-san's friend is the vice president. Tomorrow will be the sightseeing day. We decided to shorten the cruising and be back at Gokasho-Bay, King Bee's home port by Aug.5 because of the approaching typhoon.

West side coast of Sato was beautiful.



Napoleon Rock



かつおをゲット、たたきにして食べました

2014年7月28日月曜日

天草本渡で2泊

7月26日6:00出島出港、本渡を目指す。長崎を出て左の半島の先辺りにある端島、通称軍艦島の近くを通る。ここは石炭を掘っていた小さな島で、アパートなどの建物が覆っており、遠くから見ると軍艦のように見える。
15時本渡に到着したが、今日は花火大会なので入港お断りとのこと、1Mほど北の北浜にある天草ヨットクラブの泊地へ向かったところ、あいにく干潮で、入り口近くで砂地に捕まり止る。警笛を数回鳴らしたら、クラブ員の方がテンダーで出てきて下さる。、ひっぱてもらい、自分のエンジンも回転を上げて無事脱出、1時間アンカリングしていると、またテンダーで着てくださり、誘導について行って無事に係留できました。概ね自作に近いポンツーンに18艇係留。歩いて20分くらいのお風呂へ。艇内で夕食後、手製のクラブハウスへ招かれて天草ヨットクラブの皆さんと花火見物させていただきました。一万発でなかなかの見ごたえでした。

7月27日は観光日。レンタカーで教会、富岡城跡など訪問。夕食は市内のやまもと屋でおいしい刺身など海鮮料理を食べました。この日の午前中は天草トライアスロンが開催され、ドライブは迂回、逆周りコース選択。4時ころからAYCの坪田さんに、砂の浅瀬を如何に避けて出港するかを丁寧に教えていただきました。通れるところは狭くなかなか難しい。橋を二つくぐって狭い水路を南下する近道があるが、桁下16mくらいで厳しく、水路は狭いのであきらめ、もと来たように一旦北上して西へ曲がってから、甑島へ行くことに決心。

7月28日朝干満中間の6:30出港、無事に深いところへ出れて、上甑島里港目指して航海中。天草の北側を西進中、一時逆潮が4.5-5ktにもなり、エンジンを2800rpmに上げ対水8ktにしても3-3.5ktのところもありましたが、今はそこも脱出、弱い東の風、うす曇の中、順調に走ってます。18時ころ里港に到着予定。
10時前に小ぶりのカツオがトローリングに掛かりました。今日はたたきが食べられる!

 We left Dejima ,Nagasaki, at 6:00 on July 26 and sailed to Hondo, Amakusa Island.
A couple of hours after departure, we passed by the "Battleship Island, Hashima" which once prospered as coal mine. Now the whole island is covered with abandoned buildings.
  When we arrived at Hondo Port, they told us not to enter because of  the fire works show in the evening. So, we went to Amakusa Yacht Club a couple of M north, where King Bee was caught by shallow sand bottom just near the entrance. I switched on the horn several times , Fortunately the club members came out by a boat with outboard engine. They pulled to right direction , King Bee turned the engine at high rpm, we could get out of the shallow finally, and anchored ,weighted till higher tide for an hour.

 On July 27 we went sightseeing by rent-a‐car.
On July 28, at 6:30 when the tide came to higher than middle ,we left Amakusa Yacht Club and now sailing to Sato Port near the northern tip of Kami- Koshiki jima Island.
We caught a small bonito already. Looking forward to today's dinner.
 
軍艦島、端島

The Battleship Island

Thank you Amakusa Yacht Club!

津崎教会、Tsusaki Church 

大江天主堂、Ohe Church

津崎教会遠景、Tsusaki Church from far.

Big delicious lunch for only 700yen per person

View from Tomioka Castle, 富岡城は城壁、櫓が再建されてました。天守閣はもともとなかった城。

2014年7月25日金曜日

長崎観光

7月24日夜は蒸し暑かったが、夕方エアコンがなおり(冷却水が出なくなっていた。ポンプへ行く電圧はテスタで問題ない、ポンプはゆっくり回っていた、排出側ホースを外して口で吹いたら詰まっていた、船外出口のバルブを数回開閉したら水が吹き出るようになった、何かが詰まっていた?)、夜は快眠。
7月25日朝、雨がやむのを待って9時過ぎから観光に。田代さんは船に滞在。
4人でタクシーで大浦天主堂へ、続いて徒歩でグラバー邸を観光、下でタクシーを拾って、めがね橋やお寺の観光がしたいと言ったら、昼食時も待って、ハーバーまで戻って4千円でいいと言うのでそうすることに。
聖福寺へ最初に訪問、坂本竜馬、後藤象二郎が紀州藩といろは丸衝突事故の交渉をして7万両賠償金をもらうことで話をまとめたところとのこと。次いでめがね橋近くの中華料理屋で皿うどん、チャンポンを食べ、興福寺、そう福寺へ行きました。
そう福寺前の一対の獅子のような像がグラバーが始めたビール会社の模様の元になり、それが麒麟麦酒の絵柄になったと、運転手さんが説明。
1時半ころ船に戻って、エアコン効かせて昼寝。

 On July 25, we did sightseeing in Nagasaki city by taxi.
Thomas Glaver's House, he was a great British merchant who contributed for Meiji Ishin revolution to end samurai period. He supplied moden guns and warships to newly arouse revolutionary samurai groupes in western part of Japan.

Oura Tenshudou Church established by a French Piest in 1865.

聖福寺

興福寺、黄檗宗の最初の寺、京都の黄檗山万福寺にも同様の時を知らせる木製の魚板があります。

めがね橋、Glasses Bridge、

そう福寺 、一対の像が麒麟麦酒のマークの元だそう

皇室ご用達の長崎一のカステラやさん、他には店を出さないそう。

長崎出島ハーバー到着

7月22日17:00五島有川入港。長い堤防を過ぎて左に曲がり、奥へ入ると漁船溜まりがあり、その中の左の岸壁に部分的に新しいコンクリートで補修したところがあり、そこへ係留。風呂省略、船内夕食。
7月23日5:30有川発、12:00福江着。入港して右の泊地へ。そこの南岸壁、保安庁ビル西に係留。近くに江戸時代の石灯台あり。20年くらい前に志摩ヨットハーバーを時々訪問し、徳子さん、春日井さん、田代さんが良くご存知の「小笠原のフミさん」という元マグロ一本釣り漁師がひょっこり現れ、まさに奇遇。生まれ故郷の福江に戻って住んでるとのこと。近くの居酒屋「やぐら」で夕食、旧交を温めました。午後はレンタカーで福江島めぐり、堂崎教会、南端の大瀬崎など訪問。
7月24日、フミさんも一緒に6:00福江出港、15:00出島ハーバー到着。南の風10-15ktで2時間くらい純帆走もできました。
有川港で係留した白い岸壁、
The white wharf we tied King Bee at Arikawa,
Gotou.


大瀬崎、Southern tip of  Fukue jima

Fukue Port, west of Japan Coast Guard Office building

三菱重工長崎造船所香焼工場の百万トンドック
one million ton dock of MHI

橋下64mで巨大客船も通れる女神大橋、この奥右に出島ハーバーがあります

出島ハーバー、Dejima Habor of Nagasaki

2014年7月22日火曜日

平戸は良くなっていた

 7月21日16時平戸に到着。途中、大きな子持ちシイラがつれて、シイラの親子どんぶりで昼食。平戸瀬戸は3.5ktくらいの逆潮でしたが強力なエンジンのお陰で難なく乗り切って無事入港。立派な屋根つきのポンツーンに着け、目の前に新しくできた大きな観光案内所で届出、無料でした。オランダ商館を再現したり、町並みを昔のように建て替えたり、観光振興に力を入れて、6年前に来たときよりずっと良くなっています。レストランなどもずいぶん増えてます。ちょっと坂を上ったところのホテル「旗松亭」の露天風呂は、お城、平戸港など見渡せて眺望抜群。夕食は居酒屋「桃源郷」で食べましたが、刺身など出てくるものはすべて美味しのに、アルコール代含めて一人2200円で安くてびっくり。
 7月22日朝8時から10時までガイドさんを頼んで平戸観光。お城、教会とお寺が同時に見える坂、平戸領主松浦家の住居としても使われた建物の資料館に行きました。そして11時30分に平戸を出港。連れ潮約2ktで平戸大橋下を通過、夕方5時ころ到着予定で五島中通島の有川港を目指してます。明日は福江に行き、あさって24日に長崎へ行く予定。これでスケジュールを取り戻すことになります。
 At 14:00 July 21, we arrived at Hirado, Nagasaki Pref. On the way ,before noon we got a Mahi-mahi of  good size, and ate it for lunch. We could tie King Bee to a nice big pontoon with a roof, which was free. Hirado had become a nice sightseeing town, houses were rebuilt to old style, an old Holand merchants building rebuilt, many restaurants and bars had opened. We ate dinner at one of the Japanese style bar,where foods were very good with low price, 2200yen per person including beer and shochu.
  In the morning of July 22, we did sightseeing for a couple of hours hiring a guide.  After that, at 11:30 we left Hirado toward Arikawa Port of Goto Retto Islands.





2014年7月21日月曜日

対馬観光など

7月18日14:20対馬厳原港到着、フェリー乗り場奥の右手、出光GSの前に留め、軽油200リッター購入(免税軽油でも160円で高い!)。少し浅いのと、道路の交通が頻繁なので、直交する岸壁に移動。ヨット乗りがよく行く居酒屋「すみっこ」(090-8666-7619)で夕食。新鮮な刺身、とんちゃん(豚肉と野菜の炒め物)など美味で安くて満足。風呂はホテル「つたや」で入りましたが、小さくて2人づつ入りました。
7月19日、しまとく通貨が使えるトヨタレンタカー厳原で7人乗りのアイシスを借り、1日中ドライブ。北端からプサンあたりが見えました。前日に釣れたしいらで船内で夕食。
7月20日、朝10時まで厳原観光、10時半に出港し浅生湾竹敷南、空港北西端下の温泉「湯多里ランド」の下にある船着場へ移動。途中、明治33年に海軍が掘った「万関」を通過しました。日本海海戦では軍艦が何隻かここを通ったそう。泊地には浮き桟橋がありましたが、両側とも神奈川のヨットが留まっていたので、岸壁外側に舫う。ここで釣り。みずいかを狙いましたが駄目。小さなさば、ぼらの子、あじがたくさん釣れ、から揚げで夕食。
7月21日朝5時出港、再び万関瀬戸を通って外海へ出て、今、平戸を目指しています。宇久島の代わりに平戸へ行くことにしました。
 At 14:20, July 18, we arrived at Izuhara Port of Tsushima. We ate dinner at a Japanese style bar "Sumikko" where yachties sometimes visit. This day coincided Fumiko's  birthday. fresh sashimi and others were very good for reasonable price.
  July 19 was sightseeing day. We drove to the northern tip of the island where we could see Pusan area of Korea.
  In the morning of July 20, we did some sight seeing within Izuhara town till 10AM , then we left Izuhara on King Bee and moved to Aso Bay, through a narrow canal which was dug bay Japanese navy in 1900.
  We left Tsushima at 5:00 for Hirado, Nagasaki Pref. We are now motoring through calm sea, under fine weather, becoming hot.