2012年7月26日木曜日

KING BEEの写真


ポナペの著明な Sokehs Rock前を通ってグアムへ向かう。South Park Hotelのオーナー梅津さん撮影。

グアムー小笠原の途中でMaug島に立ち寄り、その東島内側にアンカリングしてひと泳ぎ。
「景虎」長尾さん撮影 。以下の写真も長尾さん撮影です。

グアムApra HarborのMarianas Yacht 
Club前の泊地に「景虎」さんと仲良くアンカリング。

小笠原へ向かって帆走中。
ミズン(後ろの帆)も上げると方向安定性が増します。4枚張ってアビームだと見かけ風速の60-65%で走ります。見かけによらず速い!
Sailing toward Ogasawara.
With all four sails up, KING BEE runs at 60-65%
of the apparent wind speed under wind a beam condition.
小笠原へ向かって帆走中。

2012年7月25日水曜日

最近の写真

そうふ岩、高さ100m
そうふ岩、小笠原から二日目に接近し、一周


長さ128cmの沖サワラをゲット



プロコ大島社長の奥さんと僕の家族の出迎えを受けました

2012年7月23日月曜日

母港到着!


 本日723日朝6時にKING BEEは無事母港志摩ヨットハーバーに帰着、元のバースに舫いを完了しました。昨夕より風はだんだん落ち3ktくらいで時間調整しながら走って、夜明け5時に五ヶ所湾口を通過しましたが、夜中はひっきりなしに他船が接近、頻繁にAIS(自動衝突防止装置)のアラームが鳴り、回避で多忙でした。
 約一年にわたる太平洋航海をこうして無事終えることができましたのは、馬場さんの気象ご指導はじめご支援に頂いた皆様のおかげです。大変ありがとうございました。

 This morning, at 0600 JST, KING BEE finally arrived at Shima Yacht Harbor. We encountered many ships and fishing boats throughout last night. 
  The success of this voyage largely depends upon kind supports of various people who helped us. Thank you very much !

2012年7月22日日曜日

あと46マイル


 2216時現在五ヶ所まであと46M。このまま走ると夜中に到着になるので、調整して明朝明るくなってから入ります。東の風13ktくらい、うす曇で順調。南洋慣れした体には、うす日がさしているのに少し寒く、長袖長ズボンを引っ張り出して着ています。
 今日正午前、ちょうど黒潮横断中にトローリングに魚がかかりました。長さ128cm89kgの沖サワラで美味しそう。到着後、出迎えに来てくれる僕の家族たちと一緒に食べようと冷蔵庫に保管しました。

 結構頻繁に他船と出会うので今夜は注意します。遠くに明かりを見つけて10分くらいで真近くに来ます。

July 22 Status


Ohayogozaimasu. KING BEE Status at JST 0800, 7.22.
Pstn: 33deg 09' N, 137deg 45' E, Distance to Gokasho Bay; 87M,
Hdng; 320degM, Sp.5.5kt, Sailing with Full main, 80% Jib and Mizzen up,
App Wind; 45degM, 14kt, Wthr; C, 1011hP, 28degC,

 あと87Mで五ヶ所到着です。このまま走ったら夜中に着くので調整します。
昨日午前910時ころ、風33ktまで上がり、周りが見えなくなる程の豪雨に見舞われました。
数百m近くの海面に落雷もあり、電子機器のアンテナ線、電源コードを外しました。が、11時ころから収まり20ktくらいがずっと続いて快調に帆走してきました。
 黒潮の影響か、コースが東へ20度くらい振られます。

Yesterday morning ,we went into a front. The wind went up to 33kt.with so heavy rain that we could only see closer than 30m. A thunder hit the sea some 300m away. Since yesterday afternoon we have been enjoying sailing under favorable wind.

2012年7月21日土曜日

July 21 Status


KING BEE Status at JST 0800, 7.21
Pstn; 31deg 17'N, 139deg 12' E, Dist. to Gokasho Bay; 219M,
Hdng; 327degM, Sp; 5.7kt, 1P Main, Staysail, Mizzen, Eng.1500rpm,
App wind; 22kt, 270degM, Wthr; Rain ; 1009hP(descending), 29C,

 今朝4時ころから前線に突入、雨が時折強く降ります。風は最大27kt、平均22ktくらいで、ジブは巻き取りステイスルに、メインは1Pリーフ、ミズンはあげたままです。早く収まってほしいものです。
 ポナペからずっと楽でしたが、やはり日本近海はあなどれません。

2012年7月20日金曜日

July 20 Status


KING BEE Status 7.20,
Pstn; 29deg 43' N, 140deg 26' E,
Hdng; 320degM, Sp. 5kt, Sailing with all four sails up., Engine stopped.
App. Wind; 300degM, 15kt, Wthr; BCor C, 1012hP, 29C,

 約6M前方にそうふ岩がそびえて見えています。早朝より西の風が出てきたのでエンジンを切り、久しぶりに帆走しています。本土に近づいたためか、夜は涼しくなり、ワッチ時は長袖をはおり、タオルケットをかぶって寝てます。
 23日昼ころ五ヶ所湾到着の見込み。

2012年7月19日木曜日

July19 Status


Ohayogozaimasu. KING BEE Status at JST0800, 7.19 
Pstn; 28deg 03' N, 141deg 30' E,
Hdng; 333degM, 5.5kt, motoring, under no wind.
Wthr; BC,1013hP, 30C,

 昨夕17時に山田さん、景虎の皆さんのお見送りを受けて二見港を出港しました。
出港後23時まで何とか帆走、その後風が弱くなり機帆走です。
 明日昼前にそうふ岩通過予定。小笠原に着いてからしばらく5艇も係留していたのに「景虎」だけになりました。その景虎さんも今頃走ってるはずです。

 We left Futami Port of Chichi-jima at 17:00 last evening. Since 23:00 last night, we 've been motoring under almost no wind. We will pass by "Sofu Rock" which protrudes 100m above the sea.

2012年7月18日水曜日

小笠原出航と到着予定


今日夕方5時過ぎに出港して、あさっての朝、太平洋に蝋燭のように100mくらい突き出したそうふ岩を見て、できれば釣りもして帰ることにしました。
 23日お昼ころ志摩ヨットハーバー到着予定です。

2012年7月17日火曜日

母島 その2


  716日はレンタカーで島内観光しました。8時過ぎに出発、尾根線に沿った山中の道路を、長崎展望台、初寝浦展望台、中央山などに立ち寄って西側のコペペ海岸へ。ここで僕は一泳ぎ。海水は南洋に比べれば少し低温、よく澄んで魚もたくさん、あちこちにシャコガイが見えてきれいでした。もちろん珊瑚も。
境浦には戦時中に沈んだ軍用船が見えました。

  測候所に立ち寄り熱低の動向を聞いたところ、小笠原は明日まで波が高いがその後台風になって北西に進むとのこと。19日はこの近くは大丈夫だがその後我々が近づいていく本土はどうかな?

長崎展望台にて
長崎展望台にて

二見港全景(Futami Port)

避難岸壁に舫われたヨット

             魚雷で沈められた軍艦濱江丸


  

母島 その1


 714日はヨットが舫われている二見港避難岸壁は工事船が着岸するので、離れるようにいわれていたので朝10時「景虎」とともに離岸、約30M南の母島へ向かいました。
 On 14th and 15th, we visited Haha-jima by KING BEE. which is 30M south of Cjichi-jima

 13日夜、茶里亭に各ヨット(Boa Bora, サンスター、エスカルゴ、景虎、KING BEE) の人たち  が集まって宴会。途中から、山田さん、菅野さんも参加されました。


            山田さんのお店[海神]のモーターボート 

 弱い風で一部機帆走して1430分に母島の沖港に到着。奥の方の左側にヨットを着けていいという岸壁がありますが1艇分のみ。そこに千葉館山のヨット「あらいぶ」が泊まっていましたが、隣の母島丸岸壁に移動してくれ、KING BEEは無事着岸。しばらくして入ってきた「景虎」を横抱きにしました。
               母島沖港、Oki Port of Hahajima


                    
 母島には沖港周りに500人くらいの人が住んでます。数件あるレストランのひとつで夕食。夜、港奥にある砂浜に行くと、海亀が産卵にあがってきていました。見ている間に一匹が去っていき二匹があがってきて砂を堀りはじめました。海のほうへ向かえず、ぐるぐる回って,カエルに攻撃されている赤ちゃん亀も居ました。

            母島沖港。手前の濱に夜、海亀が産卵に現れました。



海亀産卵準備中、Turtles came ashore one after another in the evening to lay eggs in Oki port.


 翌15日朝、小剣先山に登った後、10時に母島を後にしました。小笠原南方に熱低が発生したので20kt超の南東の風があり、帆走で15時半ころ二見港に帰着。
 志摩ヨットハーバーの「サンスター」さんと広島からのカタマラン「エスカルゴ」さんが少しずつ移動してくれて間をあけてくれ、無事着岸でき、「景虎」さんを横抱き。

                    小剣先山からの沖港の眺め



2012年7月14日土曜日

母島へ

小笠原は快晴です。
14日15日は母島へ出かけてきます。
景虎さんも一緒です。 (電話より)

2012年7月13日金曜日

Maug出てから小笠原までの写真


 My trolling gear hooked a tuna

 The tuna was 18kg and 115cm in length

 A bird resting at the top of main mast throughout night moved to Mizzen mast spreader.


 Arrival at Futami Port of Chichijima, Ogasawara

Futami Port and Bow of Ogasawara-maru

小笠原ヨットクラブ菅野会長と一緒に






グアム出航からMaug島までの写真



Sailing together with " Kagetora" from Guam to Ogasawara

Asuncion Island just south of Maug Is.

Approaching to Maug Is. from south

 Southern end of West Is. of Maug Is.

 Inside of Eastern Is. We anchored close to this cliff .

                                      North Is of Maug




Kagetora anchoring beside KING BEE







2012年7月12日木曜日

小笠原到着

12日午前8時に小笠原の父島に無事到着し、入国手続きを終えました。


2012年7月11日水曜日

115センチ18キロのマグロが!


 グアム出航以来毎日トローリングしてましたが全く引きがありませんでした。あきらめていたらなんと今日(11日)13時前にリールがギーッと唸りどんどん糸が繰り出されてびっくり。少しドラッグを強めて10分位して徐々に引き寄せたらなんと大きなマグロがかかってました。二人がかりで2本のギャフで上げたら長さ115cm、重さ18kgのきはだマグロでした。丹羽さんと二人で解体、冷蔵庫が一杯に。NZWhangareiで約7万円で新調したトローリングセット(ロッド、リールetc.)がやっと役に立ちました。

 Today, my new trolling set bought at Whangarei got a tuna which measured 115cm and 18kg..

July 11 Status


Status at JST 0800, 7.11,
Pstn; 25deg 15'N, 142deg 07' E,  Dist. to Chichi-jima; 117M,
Hdng;340deg, Sp.6.0kt, Sailing with the four sails up,
App wind; 45deg, 12kt, Wthr; BC, 1012hP, 32C,

 昨日朝9時から、微風の途中4時間を除き、帆走でき快適です。
明日12日の朝に小笠原へ到着できそうです。やっと日本!

2012年7月10日火曜日

July10 Status


KING BEE Status at JST 0830 7,10,
Pstn; 23deg 24'N, 143deg 46' E, Distance to Chichi-jima: 237M,
Hdng; 339degM, Sp.6.5kt, Sailing with all four sails deployed, engine stopped,
App wind; 50deg, 11kt, Wthr;BC, 1012hP, 33C,

  このところずっと機帆走でしたが、やっと30分ほど前から東の風が吹いてきたのでエンジンストップしました。1日くらい続いてほしいものです。
 北上したのにグアムより暑いくらいなのはなぜでしょう?

2012年7月9日月曜日

Maug島


KING BEE Status at JST 0700, 7.9,
Pstn; 21deg 07' N, 144deg 47' E, Distance to Chichi-jima; 385M,
Hdng; 338deg, Sp. 5.8kt, Motoring at 1650rpm with all 4 Sails deployed,
App wind; 60deg,5.4kt(True; SE) ,Wthr;BC,1010hP, 33C,

 南東の弱風で機帆走中。
昨日15時に火口が沈んだ形のMaug島に到着、内側に沿って一周後、東島内側の浅いところに景虎と並んでアンカリングし、しばしシュノーケリング楽しむ。海底のあちこちから泡が出ていて水温が暖かいところがあり, 火山活動のせいか珊瑚はまばらで魚影も薄かった。
 夕食後19時に抜錨し小笠原へ向かいました。

Yesterday afternoon ,we entered bay of Maug Island which is like a sunken volcano open mouth.
Together with Kagetora KING BEE anchored at the inside foot of Eastern wall and enjoyed snorkeling. After dinner left Maug at dusk for Ogasawara.


2012年7月8日日曜日

July 8  Status


KING BEE Status at JST 0700, 7.8,
Pstn; 19deg 20' N, 145deg 10'E,
Hdng; 4deg M, Sp.5.4kt, Motoring at 1700rpm,
App. wind,; 90deg 7kt ,Wthr; BC, 1009hP, 32C

 昨日朝より風落ち機帆走継続。回転数約1700rpmですが、1時間当たり3-4リッター消費。
グアムで950リッター以上積んだので十分ですが、小笠原は軽油がリッター200円(グアムの2倍)くらいなので補給が必要になるか心配。途中マウグという噴火口が沈んだような島によって一泳ぎしようとしています。マウグ島まであと50マイル。

2012年7月7日土曜日

July 7 Status


KING BEE Status at JST 0700, 7.7
Pstn; 17deg 02'N,  144deg 55' E,
Hdng; 7degM, Sp. 5.2kt, Sailing with all 4sails up,
App. wind; 60deg, 12kt, Wthr; BC, 1008hP, 31C

東風ですが弱めになってきました。4枚の帆をフルに張って何とか帆走してます。

2012年7月6日金曜日

July 6 Status


KING BEE Status at JST 0600, 7.6,
Pstn; 14deg 46' N, 144deg 13' E,
Hdng; 5degM, Sp.5.0kt, Full main, FullJib, no Eng.
App. Wind; 60degM, 12kt, Wthr; BC, 1008hP, 30C,

 昨日15時20分グアム出港し、北上してます。風が少し弱まってきましたが、これまでのところエンジン使わずに帆走してます。

 Left Guam at 15:20 yesterday, and has been sailing toward north without the engine so far. But the wind seems to be reducing.

2012年7月5日木曜日

日本へ向け出発します。


 昨日4日は祝日で、午後、マリアナスヨットクラブにメンバーの人たちが、めいめい作った食事とビールを持ち寄ってパーティーをはじめました。我々は食料買出しのあとで、ポテトチップにオニオンスライス、ゆで卵スライスを乗せ、マヨネーズをかけたものを作って参加しました。

 今日5日、朝カスタム、イミグレに行って出港手続きを済ませ、レンタカーで恋人岬へ行きましたが、なかなかいい眺めでした。日本人新婚さんらしき人たちが多数居ました。

いよいよあと2時間くらいで小笠原目指して出港です。

At Marianas yacht Club's Party

View from "Two Lovers Point"

  Jet Ski running below Two Lovers Point  cliff

                  Steering wheel wire almost braking apart.

2012年7月3日火曜日

5日出航予定


  今日は丹羽さんと二人でグアム島南部を回りました。
いくつかのビューポイントへ行ったあとで、島南東部のタロフォフォの滝とそのすぐ下流にある横井ケーブ(横井庄一さんが28年間住んでいたところ)へ行きました。洞窟の入り口しか見れませんでしたが、周りの竹やぶ、えびなどを採っていたという近くの川など見て、よくまあこんなところで28年も住んでたなあと感心。
  
明日は食料買出しをして、あさって5日に出港予定です。


                           Waterfall of Mt. Lamlam


                           Cocos Island is seen in the far

          With new crew Niwa-san in front of old Spanish canons


                                     Natural Pool

 Yokoi Cave explanation, Soldier Yokoi who lived in the cave for 28years was found in1972.

                              The entrance of Yokoi Cave

                                Bamboo forest surrounding Yokoi Cave

                                         Talofofo Falls












2012年7月2日月曜日

marianas yacht club


 昨日日曜日はマリアナスヨットクラブで午後、軽食、ビールが用意され、メンバーの人が十数人集まりました。我々も仲間入りしました。そして、副コモドアーのKellyさんとバージーの交換をしました。
マリアナスヨットクラブ
ヨットクラブの副会長とバージ―交換

 以前、グアムー日本のヨットレースが毎年行われ、ここのクラブハウス建設に日本のヨット乗りが多数寄付されたそうで、その名前が刻まれた木版が飾られてます。油壺ヨットクラブ、福岡ヨットクラブ、対馬クルージングクラブの方々が刻まれてます。

 KING BEEはこのところ不具合がいろいろ発生します。
昨日エンジンルームへ入ったら、ステアリング装置のワイヤーの一部がかなりひどくほつれ、数本の針金でかろうじてつながっているのが見つかり、驚きました。幸い同じ直径のステンレスワイヤーの予備を持っていたので、適当な長さに切ってつなぎ、応急処置ができました。
  今日はジブセールをおろしてほつれたところを縫いました。発電機の冷却用海水ポンプの軸シールから、運転時に海水が漏れてます。これは帰国後修理かと考えてます。

2012年7月1日日曜日

グアムより


昨日29日「景虎」さんがグアムに到着、KING BEEのすぐ横にもやわれました。
バヌアツ・ルーガンビルから約1ヶ月乗っていただいた横田さんが29日夕の便でご帰国。力強く、帆走経験豊富で助かりました。
ここマリアナスヨットクラブはアガナやタモンから離れていて不便なところ。28日上陸したらクラブの親切なアメリカ人ヨットマンがレンタカー屋へ連れて行ってくれ、借りましたが、おんぼろしか残ってなくて、仕方なくそれに乗ってます。1日30ドルは安いけど・・・・。
今日は軽油をポリタン13個分ガソリンスタンドで購入、おんぼろレンタカーとゴムボートで船に運びました。明日はポリタンを使って、水をクラブからゴムボートで運びます。

Takeuchi-san's Birthday Party  on KING BEE 



Father of Kobayashi-san was one of the rare 50 survivors when Aircraft Carrier " Hiyoh" sank during WW2  off Marianas. He had asked me to cast in a wine bottle near Guam.